【自己投資】オススメ資格3選【コスパ重視】

こんにちは〜満月🌕です。

前回の引き続きです。
前回は稼ぐ力を鍛えるために資格がオススメというお話をしてきました。
詳しくはこちら👇

[blogcard url=”https://www.nagoya-de-fire.com/【自己投資】資格を取って転職を有利に進めよう/”]

資格の特徴やメリットをお伝えしたので、今回は「具体的にどんな資格をとればいいの?」って方のためにオススメの資格3選をご紹介いたします。

注意
もちろん本日ご紹介する資格はあくまで、大衆的に取っておいて損はない資格であり、やりたい仕事があるという方はその仕事に必要な専門的な資格をそれぞれ取っていけば良いと思います。

それでは早速見ていきましょう!

[toc]

オススメ資格3選

さて、ようやくですがタイトル回収しようと思います。

上述した内容をもとに私が稼ぐ力を身につけたい!コスパのいい資格が欲しい!と思っている方におすすめしたい資格を3つご紹介します。

2級日商簿記検定

日商簿記は日本商工会議所が実施する検定試験であり、民間資格(技能検定)になります。

日商簿記の試験の概要です。

試験実施団体 資格分類 受験料(税込) 試験日程
日本商工会議所 民間技能検定 3級:2,850円

2級:4,720円

1級:7,850円

1級は年2回

2〜3級は年3回

どんな資格?

簿記とは、お金や物の出入りを記録することを言います。
簿記を学ぶことで企業の会計処理を理解することができるようになります。

経理部等はもちろん資格者がいなくてもできますが、何の知識もない方が経理をされるとミスが起こった時の対処が非常に大変です。
それもあって経営者は簿記の知識を持ってる方に経理を任せたいというのが実情です。

2級ともなると勉強時間は250〜350時間程度必要と言われ、難易度もそれなりにあるため履歴書にも堂々と書けるレベルの資格であるといえます。

合格点が70点と決まっており、こういった試験を絶対評価といって試験問題の難しい年度と易しい年度で合格率が大きく変動するのが特徴です。

過去10回の2級日商簿記試験の合格率は以下のとおりです。


引用先:日本商工会議所検定試験HP

下は8%台から上は30%超とかなり幅広いです。

ちなみに1級はかなり難しく、独占業務もないのでコスパは悪いかなと思います。

どうして簿記がオススメなのか

経営者(会社を起こした方)というのは、人より秀でた才があって事業を始めている方が多いと思いますが、経理を極めて会社を起こしている方というのは非常に少ないです。

大抵は簿記の知識がある人を雇って、会計を任せて自身は営業に勤しむといった経営者が多いでしょう。

それもあって簿記の知識がある方というのは、経営者にとっては非常に重宝される人材であるのは間違いないでしょう。

また簿記はどの業種の会社でもやることは基本変わらないですし、簿記が不要な会社などありません。
つまりどの業種にでも転職できるし、そのスキルを持ち越すことができるポータブルスキルと言えます。

年収を上げようと思ったら会社を調べるのも大事ですが、まずはどの業種が最も勢いのある業種かを調べることが大事です。
業界が盛り上がっているところは常に人不足で、給与水準を高くして求人を募集するのが普通です。また業界が右肩上がりですとベースアップも低成長産業とは段違いですので、年収を上げるなら確実に業種を乗り換えることをおすすめします。
ここ最近の市場でいえばやはりハイテク産業建設業とかではないでしょうか。

あと簿記のスキルの求人といえば多くは経理や総務、労務等のお仕事だと思うのですが、これらの部署は比較的残業の少ない部署ですのでワークライフバランスを求めてる方にとってもオススメしたいスキルとなります。

ひとつデメリットを挙げるとすれば、検定試験ですので独占業務や必置義務を持っているわけではなく、この資格を持ったからといって会社から手当をもらえる可能性は低いでしょうね。

今後の将来性は?

税理士や会計士にも言えますが、数字をただ打ち込んだり誤入力がないかを調べたりする正確性というのは、今後AIが普及すれば人間は敵わないと思います。
もし簿記の資格を持ってもそういった正確性のみを売りにしている場合はAIに淘汰されるのではないでしょうか。

ただ、AIといった技術革新によって飲み込まれる仕事があれば逆に生みだされる新たな仕事というのもあります。

企業会計を見て無駄なものが無いか、削減できる経費などを提案したり考えたりする能力はAIには難しいと思うので、今まで培った簿記の知識や経験をもってして、企業会計のコンサルティングなどの道を拓けば自信の価値をアピールしていける非常に明るい未来が見えると思います。

また、そのために「公認会計士」や「税理士」といった上位資格の足がかりとなる日商簿記は有用性の高さから万人にオススメできる資格と言えますね。

ちなみにワシは持っておらんのじゃ(笑)

 

TOEIC、TOEFL

TOEIC、TOEFLは英語能力を測る民間資格(技能検定)になります。

TOEICとTOEFLの試験概要です。

試験 試験実施団体 資格分類 受験料(税込)
(執筆時2022年2月の料金)
試験日程 スコア上限 試験内容 活用先
TOEIC 教育試験サービス 民間技能検定 新規:7,810円

リピート割:7,150円

年間10回 990点満点 リスニングとリーディング 主に就職の採用要件
TOEFL 245米ドル 年間80回以上 120点満点 リスニング、リーディング、
スピーキング、ライティング
主に留学の受験要件
どんな資格?

TOEICとTOEFLは簡単にいうと英語能力の測定試験です。
TOEICの方が日本では有名だと思いますが、4技能(読む、聞く、書く,話す)の習得度合いを測るTOEFLの方が英語の総合力を示すのには良いんじゃないかと思います。

TOEICは就職試験や昇進試験の要件に設定されていることが多く、私が以前勤めていたトヨタ◯織という会社でもTOEICの要件がありました。

TOEICの偏差値は700点相当57程度ですので、このぐらいから履歴書に書けるレベルと言えるでしょう。

どうしてTOEICがオススメなのか

上記のようにTOEIC等は検定試験ですので、特別何かが業務が認められるような資格ではありません。

つまりTOEICを別に満点を目指す必要もなく、TOEIC等を勉強することで英語能力の向上が見込めることが最も重要なことといえます。

大人になってから言語を学ぶのは非常に時間もかかるし定着がしにくいですが、だからこそ英語を喋れる日本人喋れない日本人にはビジネスチャンスに大きな差があります。

したがってTOEICというか英語能力は間違いなく万人にオススメの能力だと言えます。
その足がかりとして、TOEICやTOEFLを使って自身の能力を測定することはとても大切だということです。

今後の将来性は?

アメリカは移民が多く人口が増えていってますが、日本は少子高齢化で人口が減っています。
英語が喋れる人が増えていく中で、日本語が喋れる人は減っていくこの時代では英語は必須の技能と言えるでしょうね。

また今後海外で働きたいと思ったときに、現地での資格を必要としたときに、英語が読めないと試験すらまともに受けれません。

ポケトーク」や「Google翻訳」が実用的になるから英語喋れなくてもいいって思ってる人もおられると思いますが、日本語って世界的にみても使われてる人口が少ない中で、そんな時間と研究費かけて英語⇄日本語の翻訳を本気で取り組む企業があるのでしょうか?

グラフの中の数字は人口(単位は百万)

引用先:文部科学省HPの表をもとに作成

上記の画像を見るとわかりますが、世界で最も使われている言語は人口の多い中国語で、次点で英語です。
これを見る限り、まず真っ先に英語⇄中国語やヒンディー語の翻訳が開発されるでしょうね。

日本語を話せる人が今後増える見込みはないし、高齢化が進むことで消費力も落ちるので、わざわざ日本語に対応させるといったことをする動きは薄いように感じますがいかがでしょうか。

グルーバルの世の中で生きていく上では英語はもはや必須のようじゃな・・・

 

宅地建物取引士

宅地建物取引士は宅地建物取引業法に基づき定められた資格試験であり、国家資格になります。

宅建士試験の試験の概要です。

認定団体 資格分類 受験料(税込) 試験日程 受験人数 合格率
国土交通省 国家資格
・業務独占資格
・設置義務資格

8,200円
(2022年度から値上げ)

1年に1回 例年おおよそ20万人前後 おおよそ上位15%〜17%
どんな資格?

宅建士とは、宅建業において、公正かつ誠実に法に定める事務を行う不動産取引の法の専門家のことです。

宅建業・・・主として土地・建物等の売買・交換・賃貸の仲介や、分譲住宅の販売代理等を行う事業のこと

宅建士は独占業務として重要事項説明重要事項説明書及び契約書の記名押印があります。
宅建業を行う上で重要事項説明は避けて通れないため、宅建士は必須の資格となります。

また宅建業を行う場合、事務所の人員の5人に1人の割合で専任の宅建士を設置しなければいけないと義務付けられておりますので需要の高い資格といえます。

宅建試験は受験資格が無く、誰でも受けられるところが良い点ですね。
勉強時間は300時間程度必要と言われ、資格偏差値は57となっていて確かな手応えを感じるレベルの資格試験といえます。
また、業務独占設置義務資格であり、受験者数が20万越えの認知度抜群の資格試験であるため、履歴書に堂々と書ける資格といえるでしょう。

明確な合格点が決まっておらず、合格率(合格者数÷受験者数×100%)を概ね15%程度になるように合格点を決める評価のことを相対評価といいます。
年度によって試験問題の難易度が変わろうとも合格者の質が変わらない平等な試験と言えますね。

どうして宅建士がオススメなのか

まず挙げられるのは資格手当の筆頭と言っても過言ではないでしょう。
不動産業界では多くの会社で宅建士の資格の有無で待遇に差を設けています。

まずは手当ですが宅建士であると、1万円〜3万円ぐらいの幅で手当があります。
その他にも重説手当があったり歩合率に差を設けている会社もあります。

300時間勉強するだけで年収が12万〜36万も変わるという恐ろしいほどにコスパの良い資格であります。

これは事務員さんでも宅建士というだけで営業をしなくても年収が上がるので、事務員だけど手軽に年収を上げたいという方に非常にピッタリな資格だと言えます。

その他ですと、なんと言っても宅建試験は法律試験の登竜門と言われており、その他の上位資格にチャレンジするときに宅建の勉強が非常に役に立ってきます。

営業力があれば独立することもできるのが宅建士の魅力でもあります。

宅建士というのは基本は会社員の資格のイメージが強いですが、結局は営業力で、自身に魅力があり、会社のブランドを背負わなくても取引を任せてもらえる顧客さえいれば宅建業を一人で営むことも可能です。

ひとつデメリットを挙げるとすれば、試験に合格しても宅建士登録をしないと宅建士になれません。この登録に4〜5万くらいかかるので全く必要ない人が宅建士になるのはハードルが高いと言えるでしょうね。

今後の将来性は?

宅建業者数は近年不動産業界が好調なこともあり、毎年増えております。
宅建業者数が増えれば、必要な宅建士の数も増えるので今後も需要は高い試験と言えるでしょう。

日本の急激な少子高齢化は、不動産業界にも大きな問題提起をしており、空き家問題が顕在化しつつあります。

ただし日本の不動産は未だ旧態依然とした業界です。

FAXは未だに他社やりとりのメインで使われてますし、不動産流通機構が発足されて30年以上経ちますが、多くの消費者は物件情報を求めて不動産会社を渡り歩いてます。

不動産会社は不動産流通機構の「REINS」というシステムで不動産情報を共有しているため、自分が預かっていない不動産でもお客様をご紹介することが可能です。
これによって物件情報に価値がなくなったとも言えます。
それゆえに昔は大手の方が物件情報が集まりやすかった時代もありましたが、物件情報量で言えばどこも変わらないので「保証」を売りにしている大手仲介の営業マンが見受けられますね。

素人ほど「保証」という言葉に弱いからのぉ。

また日本の不動産業界は不動産先進国のアメリカに倣って制度を取り入れている節がありますので、今後もアメリカに倣って制度の改正をする可能性があります。

以下はアメリカと日本の不動産取引の主な違いです。

日本🇯🇵 アメリカ🇺🇸
資格 宅建士 セールスパーソン
両手仲介 合法 禁止されてることが大半(もしくは両手仲介であることを事前に告知するなどの制限が設けられている)
宅建士の主な業務内容 物件情報の提案、重説・契約事務等 不動産をプロの視点で診る(コンサル)
不動産市場の新築・中古割合 約8割が新築、2割が中古住宅 約8割が中古、2割が新築住宅
物件情報データベース REINS
宅建業者のみ閲覧可
MLS
誰でも閲覧可(ただしUIが悪いためほとんどはポータルサイトで見る模様)
有資格者設置義務 5人に1人以上 全員有資格者
報酬 売主と買主からそれぞれ担当した業者が3%+6万円 売主が6%を支払い、元付、客付で分け合う

ざっと並べるとこれだけ日本とアメリカで違いますが、宅建士の立場として大きく違う点は業務内容ですね。
アメリカの宅建士はかなり格式の高い職業として通ってるようです。

日本で不動産を買う場合、ネットでぽちぽち物件を見て資料請求をして、「営業されるの嫌だなあ」と思いながら話を聞きに行って、条件に合っている物件だったら買うみたいなのが一般的な流れだと思います。
やっていることは販売業に近いです。

アメリカはまずMLSやポータルサイトの情報量や価格の公平性(妥当性)が日本とは段違いのようでして、消費者が物件を定めて、周辺の価格相場もある程度把握した上で信頼できるエージェントに、その不動産を購入してもいいか相談するといった感じでやっていることがコンサルに近いです。

今後日本の不動産業界は空家問題や環境問題等から、今までのスクラップ&ビルドをやめて中古市場の活性化が急務であります。
それを踏まえますと、宅建士は物件の提案から不動産のコンサルティングが重要になってくると思っています。
注意
物件情報を探すのは今後AIにとって変わられるでしょう。
そうなると宅建士の設置義務の厳格化両手仲介の厳罰化などは時間の問題なのかなと思ったりします。(お上の天下り先が許すかは分かりかねますが・・・)
ということで、私たち人間は生活していく上で住宅は切っても切り離せないものなので、宅建士は今後も活躍する資格になると思います。

まとめ

本日のまとめです。

要点振り返り
  • 2級日商簿記は民間検定試験
  • 簿記を学ぶと会計を読み解ける
  • 簿記は転職にすごく有利
  • 簿記はワークライフバランス重視の方にもおすすめ
  • 簿記は業種を選ばないのでポータブルスキルとしておすすめ
  • TOEICは民間の英語能力測定試験
  • 英語スキルはグローバル化が進む現代は必須スキル
  • 日本語に翻訳してくれる機械の導入は期待薄
  • 宅建は国家試験で独占業務と設置義務要件を持つ需要の高い資格
  • 資格手当の恩恵が大きい資格の代表格(=年収アップに直結)
  • どの資格も将来性の高い資格で、コンサル能力が求められる

長々と書いてきましたがいかがでしたか?
どの資格も自己投資界隈では有名なものでしたね。やはり王道が最強ということですね。

上記の資格はどれもそこそこ難しいけど、少しの頑張りで結果が実るのがいいところですね。

実は年収アップや転職などは、世間で思ってるようなすごく努力しないとできない雲の上の存在ではないんですよね。

私も自分で思い立って資格勉強や転職をしましたが、世間の人って思ってる以上に行動しないんです。

だから少し頑張るだけで多くの人より抜きん出て見えるようになります。
本当にそうなんです!

だからこのブログを読んだそこのあなたも、少しだけ気張って行動してみませんか?
その努力は必ずだれかが見てるし、結果として表れます。

このブログが“行動したいあなた”の背中を押してあげられることを願わんばかりです・・・

ワシも数々のブログによって背中を押してもらって行動した身じゃからのぉ・・・
ワシもそういう人たちの一助になれたらと思うのじゃ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です