FIREを誰もが目指すべき現代の生き方

こんにちは。
満月です。

みなさんFIREはご存知ですか?
Financial Independence Retire Earlyの頭文字を取ったもので直訳で「経済的自立、早期退職」という意味です。
本日はこのFIREについての概要や私のFIRE達成までの道筋を描いていこうかなと思います。
FIREを目指すにはマネーリテラシーの向上が不可欠であるため、仮に達成できなかったとしても必ずやあなたの人生を豊かにすることでしょう。

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「FIREの概要」

FIREはアメリカの若者でいま流行っている生き方・人生観のことです。
モノやインフラが整い、個人の生活水準が高い日本でもまさにこれからFIREムーブメントが起こるであろうと思われます。

FIREをするためには資産所得>生活費という状態になる必要があります。
資産所得というのは不動産や株などの配当金といった働かなくても入る収入のことです。
いくら貯金があっても取り崩していてはいつか無くなります。
FIREは投資をして増えた利益を取り崩して生活するため何年経っても元本が減りません。つまり働いてないのに金が減らないという無敵の状態を目指しましょうというのがFIREなんです。
このFIREを達成した人としていない人では人生のうちで自由に使える時間が全く違ってきます。
当たり前ですね…
サラリーマンは自分の時間を対価にお給料をもらっているのですからサラリーマンというのは時間が無くて当たり前なんです。
もし時間がもっと欲しいとおもうのであればぜひFIREを目指してみませんか?

さてFIREを語る上で外せない数字というのがいくつか出てきますのでぜひみなさん覚えていってください。

市場平均は5〜7%

FIREは投資の利益の分で生活することで、元本に手をつけずに生活できるようにすることと言いました。
ではどのぐらい増やせるの?投資の知識なんてないし・・・って思われる方安心してください。
資産の成長は市場の成長に任せましょう。
インデックス投資という手法で、ある指数の動きに連動した成果を目指す投資信託がたくさん出ています。
ある指数とは、例えば日経平均やTOPIXといった指数は聞いたことあるんじゃないでしょうか?
日経平均は東証1部上場(約2000社)の内225銘柄の株価の平均です。経済成長するとその企業の株が欲しい人が増えるので平均株価も上がります。つまり平均株価というのはその国の経済指標になりうるということです。
これが名だたる日本企業の平均株価です。

日経平均株価チャート

Wikipediaより画像引用

未だバブル期を越えれていません。
では世界最強の指数というのを見てみましょう。

これはアメリカの上場企業(約4000社)のうち、上位500社を選抜し、その平均株価(加重平均)を示した指数で、全期間を通して平均約9%の成長をしている最強の株価指数です。
ITバブルやリーマンショックなどで乱高下は激しいですが、その後必ず右肩上がりに成長して行っています。
それだけ人は皆利便性を求め、開発し成長していくことを期待しているということの現れでしょう。
特にここ最近ハイテク企業の成長が著しいのであれですが、もっと長期の米国株式市場全体で見ても5〜7%の経済成長をしているのがアメリカという国なのです。

つまり米国株式市場の平均株価に連動するインデックスファンドに投資をすれば、アメリカの経済成長にあやかるように自身の資産も5〜7%の成長が見込めるということなのです。
全然難しくないですよね?
アメリカの個別企業なんか知らなくてもS&P社(日経新聞社みたいなもの)が逐次500銘柄を選別してくれるので倒産したら入れ替えて、業績不振したら入れ替えてと自動的に企業分析までしてくれるのです。
インデックス投資の基本はバイアンドホールドです。
買ったら死ぬまで保有し続けるということです。なぜならどんなに暴落しても人は利便を求め、成長を続けることをやめないと思うからです。これは私の価値観なので違うと思えば違う投資手法を考えてもいいと思います。
インデックス投資というものを理解できたなら、あとは信託報酬(投資信託を保有する上でかかる費用)が安いインデックスファンドを買えばいいだけです。信託報酬は0.1%以下のものを選びましょう。

4%ルールとは?

さて、投資のリターンの相場が5〜7%とわかったところで次に出た数字は4%です。

これは生活費を保有資産の4%に抑えようということです。
アメリカテキサス州にあるトリニティ大学の教授3人が作った表を見てください。

アセットクラス(株式と債権の比率)毎に資産の取崩し率を決めて生活していくと、数年後元本がどのように減っていくのかを表した表になっています。
これを見る限りでは株式オンリーでも株:債権半々でも30年後の元本はほとんど減っていないことになります。
日本の場合は早くFIRE達成できても30代くらいじゃないでしょうか?
そこから30年過ぎて元本がだんだん減りはじめたとしても年金が支給されるので、取崩し額が減っても生活水準を下げずに一生安泰で生活できそうな気がしますね。

つまり4%ルールとは築いた資産をいかに減らさずに取り崩し、長期にわたって資産を保全する方法でFIREの民においては絶対的なルールなのです。
逆算すれば必要資産額がわかります。
年間生活費が300万円の場合は300万円÷4%=7500万円、400万円の場合は400万円÷4%=1億円が必要資産額ということになります。
FIRE達成の最短ルートは生活費をいかに少なくするかにかかってきます。

FIREして私がやりたいこと

ここまでFIREについて語ってきましたがなぜ私がFIREを目指しているか書いていこうと思います。
詰まるところサラリーマンが向いてないからです。
人に指図されるのが嫌いですし、自分のペースを崩されるのもストレスでしかありません。
そして私は不動産エージェントとしてお客様に正しいマネー・不動産リテラシーを身につけてもらい、正しい資産形成のための住宅購入をしていただけたらと考えています。
今の日本人の住宅購入はあまりにも資産形成にならない浪費行動による住宅購入が蔓延っていて、それは不動産屋と政府のプロパガンダによる賜物でしょう。
庶民が上級国民にいいように利用されているのを見過ごせません。
ただしその理念を掲げて会社を立ち上げたとしても、現在の不動産業界の構造上の欠点からお客様が他社に取られ、売り上げが上がらないとすると資産性に懸念があっても物件を勧めなければならないことになりかねないでしょう。
「千三つ」という言葉が不動産業界にはあるくらい市場に出てる物件のうち良物件は非常に少ないという喩えです。
信頼関係さえ出来ていれば逃げられることはないのかもしれませんが、そもそも良いと思える物件が市場に出てこなければ紹介できず売上は上がらないのですから、明日の飯の心配があるうちは起業しても本当の意味で不動産エージェントなんてできっこないと思っています。

みなさんもやりたいことがあるけど食べていけないから諦めてることってたくさんあるかと思います。そんなときはぜひ、FIREを目指してみませんか?
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サイドFIREについて

長々とFIREについて語ってきましたが、実際1億円近い資産を築くのって相当大変ですよね・・・
無理って言って最後まで読むの諦めちゃった方もいるかと思いますが、サイドFIREという生き方を目指すのもアリかと思います。
いろんな定義はありますが、私のサイドFIREの定義は最低限必要な生活日は資産で、贅沢や交際費など生きていく上で必ずしも必要ではない費用は働いて稼ぐという生き方です。
例えば私の場合年間生活費330万円ですが、その内住宅費(光熱費・通信費含む)や食費(交際費・外食費含まず)は約176万円です。
176万円の必要資産額は4400万円になりますのですごく楽にFIREできる気がしませんか?
現在約20万円/月積立投資をしていますので年利7%とすると、元本600万円と合わせて福利計算すると10年で約4300万円の試算結果になります。
40歳手前で晴れてサイドFIRE達成です。会社辞めて事業を起こすか、空いた時間でバイトやクラウドワークスなどで小銭を稼ぐのもありですね。
夢が広がります。
まずは1000万円を目標に皆さん貯めましょう!1000万円貯めれたらサイドFIREまではもうすぐそこです。

目標に向けてコツコツと地道に歩んでいったものだけが見られる世界。それがFIREです。

 

 

 

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